卒業生&先輩の声

埼玉医療福祉専門学校
昼間部
2022年卒業

総合療育センター ひまわり学園 育成課 
理学療法士 藤田怜花  
 
理学療法士になろうと思ったきっかけ 
もともと人と関わる仕事をしたいと思っていたのですが、祖父のリハビリしている姿を見て、患者さんの日常生活を支援する仕事に魅力を感じ、また人と深く関われる仕事と思い、理学療法士を目指しました。 
埼玉医療福祉専門学校を選んだ理由 
出身は栃木県の大田原市ですが、県外に出たかった為、埼玉・東京を中心に学校を探しました。埼玉医療福祉専門学校は、学費が安く、じっくり勉強できる4年制だったということと、学校見学の際に、施設・設備が充実していることから選びました。 
埼玉医療福祉専門学校の学びの魅力や楽しさ 
理学療法士としての知識や技術はもちろんなのですが、理学療法士としての職業を常に意識した日常的な指導や自己管理の方法、実際の業務を遂行するための主体性やコミュニケーション能力も学べました。また同じ目標を持つ友人と支えあったこの4年間は、普段の何気ないやりとり一つにしてもかけがえのない思い出です。 
現在の勤め先と仕事の内容 
私は子どもの療育に関わっており、外来で来ている0歳から18歳までの小児を担当しています。脳性麻痺等の病名がついている子もいれば、病気ではなく発達が遅れているだけの子もいます。もともとはスポーツ整形に興味があり、その道に進もうと考えていたのですが、小児のリハビリも経験してみたいと思い、障碍の子たちが通うデイサービスに実習に行きました。そこで子どもたちの可愛さに触れ、小児の領域に進むことを決めました。 
理学療法士の仕事の魅力、やりがい
小児リハビリは、子ども自身の成長「療育」に携わり、自分も一緒に成長できるとてもやりがいのある仕事です。老人保健福祉施設では在宅復帰が目的ですが、小児分野は、目に見える改善や成長があります。子どもは感性が豊かで、とてもかわいいです。反応のない子がまばたきをするのをみるだけでとても感動します。数か月で結果を出す病院等と違い、1年2年かけてゆっくりと関わることができるのが魅力です。また、歩けたり、姿勢が良くなったりしたときの家族の反応や感謝の言葉もモチベーションアップにつながります。 
これから理学療法士になる埼玉医療福祉専門学校の学生へのメッセージ
理学療法士は、資格取得してからも、いろいろな人とつながりつづけることができて、勉強が楽しいと感じる仕事です。私は高校まで部活一筋で勉強は苦手でした。でも、実際入学してみると、勉強の得意不得意は関係ありません。理学療法士になりたいと思う人は、絶対なれるので頑張りましょう! 
 

埼玉医療福祉専門学校
夜間部
2022年卒業

会員制 整体院 Moom 代表 
整体師/理学療法士  和泉 栄里
理学療法士を目指した理由
理学療法士になろうと思ったきっかけは、整体のセミナーに参加した時に、講師に理学療法士が多く、身体のプロという感じで、純粋にかっこいいと憧れたからです。 
埼玉医療福祉専門学校を選んだ理由
一番の理由は時間的な効率です。私はシングルマザーで子供が3人いるため、昼間の仕事と両立できる夜間で、期間も最短の3年で卒業できるのがいいと思いました。さらに、もともと学費が他校と比べて低い点には魅力を感じていましたが、説明会で奨学金や「高等職業訓練促進給付金~資格取得を目指すひとり親の生活を支援する制度で毎月10万円支給~」の案内なども受け、学費の支援制度を利用すれば金銭的にもなんとかなると思いました。 
埼玉医療福祉専門学校の学びの魅力や楽しさ
私は仕事と育児と勉強を並立させなければならず、いろいろなサポートが必要でしたが、どの先生も親身になってくれました。また、学校に通い続けるのは厳しいと感じた時もありましたけれど、勇気づけられる授業もあり、人生で一番勉強したと思います。講義内容を自分の声で携帯電話に録音し、通勤や登下校中の車内で2倍速にして聞いて覚えたりしました。 夜間部は、年齢も生活している環境もバラバラの様々な人たちが集まっていますが、同じ目標に向かって皆必死に頑張っていました。皆で支え合っていこうという雰囲気が魅力です。授業でグループワークが多く、毎回グループの組み換えがあり、いろいろな人と関われるので、どんな人でも必ず気の合う仲間ができます。テスト前に皆で集まって、泊りで勉強したのも思い出です。 
現在の勤め先と仕事の内容
現在は、平日の昼はグローバルキッズパークという児童発達支援施設で働いて、例えば姿勢に問題がある子供の場合は体の軸、体幹を子供の遊びを通して治し、子供自身の成長を感じられる療育に携わっています。夜や日曜は自分の経営する整体院で、整体師としての経験に加え、理学療法士としての知識や技術を活用しながら、整体からお客様のセルフケア(ストレッチやトレーニング等)のアドバイスもしながら働いています。 
理学療法士の仕事の魅力、やりがい 
将来は、児童発達支援の事業所を自分で開設したいです。整体院では、お客様に感謝もされ、自分を選んでもらえる喜びを感じますが、理学療法士は、さらに感謝される仕事。特に小児は、パニックや癇癪をおこす子供が時間をかけて落ち着いていく姿など、改善や子供の成長を目に見えて感じることができます。病気の症状だけでなく、生活全般やプライベートの相談も受け、本当に人と深く関われる仕事です。 
これから理学療法士になる埼玉医療福祉専門学校の学生へのメッセージ
理学療法士は、本当にかっこいい職業で仕事に誇りと責任を持てます。私と同じように子供が小さかったり、時間や金銭面の制約があったり、今から勉強するのは厳しいと思っている方も多いと思いますが、頑張れば理学療法士になれます。私は要領がいいタイプではないのですが、学校全体が自然と皆で助け合おうという雰囲気があります。先生や友人もサポートしてくれるので、学校を有効活用してください。 
 

埼玉医療福祉専門学校
昼間部
2013年卒業

医療法人 敬愛会 リハビリテーション天草病院 
理学療法士 小野寺 慶多 
理学療法士になろうと思ったきっかけ
 幼少期から体が弱く、幾度となく病院に通う生活を送っていました。次第に病気や体のことについて興味が湧くとともに強い関心を持つようになり、将来は人の病気や怪我などをケアできる仕事に就きたいと考えるようになったことが、いま理学療法士として働いている原点となりました。 
埼玉医療福祉専門学校を選んだ理由
オープンキャンパスに参加した際に、先生や先輩方が我々の興味を引き立てるよう工夫され、理学療法士の魅力を力強く伝えてくれたことが決め手になりました。 
埼玉医療福祉専門学校の学びの魅力や楽しさ 
本校では、国家試験に合格するための勉強だけでなく、ひとりの社会人として今後どのように生きていくべきかを学ぶことができます。教員との関係性は非常に近く、多くの課題や疑問、悩みを自身の力で解決できるよう適切なアドバイスをしてくれます。先生方の暖かいサポートがあったからこそ一番の山場となる長期間の臨床実習でも、実りある経験を積み充実した時間を過ごすことができたと思っています。 
現在の勤め先と仕事の内容
 わたしは卒業してから現在まで、埼玉県越谷市にあるリハビリテーション天草病院に勤務しています。中枢神経系(脳出血や脳梗塞)のリハビリテーション領域では埼玉県でも随一の長い歴史と高い実績を誇っています。当法人では理学療法を考えるうえでボバース概念といった思考過程を重要視し、全国の療法士を研修会などで牽引するほど学びの多い魅力的な職場です。私はここで、疾病による運動麻痺や高次脳機能障害、嚥下障害を抱える患者様のリハビリテーションを日々実践しております。 
理学療法士の仕事の魅力、やりがい 
患者様の身体機能の変化が生で感じ取れ共に喜びを共有できることや、知識を重ねるごとに同様の患者様でも以前とは異なった視点からアプローチを導けたりと自身の成長を日々実感できる点は、他職種では経験出来ないやりがいだと思います。理学療法士という仕事は、患者様の将来を左右する大きな責任を担う職業であると同時に、常に新しい情報を取り入れ学びを研鑽することで、社会に広く貢献できる職業であると私は考えています。 
これから理学療法士になる埼玉医療専門学校の学生へのメッセージ
学生時代は将来の自分の姿が漠然としている中で、目の前の授業や課題に一途に取り組むのが精いっぱい。それで良いと思います。四年間を学び通せれば、皆さんはその時点で知識も忍耐もエキスパートになっています。また、同じ目標に向かって学友と過ごす四年間は、この上ない充実感に溢れています。卒業するときには「埼玉医療福祉専門学校が一番の母校」と皆さんが言えるのではないかと、ここで学んだわたしは強く思います。 
これから医療人を目指す皆さん、埼玉医療福祉専門学校には安心して学業に取り組める環境が整っています。理学療法士免許取得に向け有意義な四年間を過ごしてください。  

埼玉医療福祉専門学校
夜間部
2024年卒業

ライオンズ整形外科クリニック 
理学療法士  藤田 航生 
 理学療法士になろうと思ったきっかけ
私は野球選手時代に大きな故障を経験しました。入団後の1年間から5年目までの間、理学療法士の方に精神的・肉体的なサポートを受ける経験を経ており、そのことが心身ともに人を支えることのできる理学療法士という職業を志すきっかけとなりました。 
埼玉医療福祉専門学校を選んだ理由 
妻と子供がいるので、仕事をしながら学ぶことができる夜間部のある学校を選びたいと考えました。いくつかの選択肢の中でこの学校の学費安いことが決め手になり選びました。 
埼玉医療福祉専門学校の学びの魅力や楽しさ
家庭、仕事、勉強の両立は簡単なことではありませんでした。学校外でクラスメートと親交を深めるような余裕はなく、一年一年があっという間に過ぎて行きました。そんな毎日の中でも、学校の授業で様々な経験を持つ年上のクラスメートに囲まれて交流を持てたことは、とても有意義でよい社会勉強となりました。また、実習や国家試験といった正念場における先生方のサポートがとても暖かかったことが心に残っています。どんな悩みにも相談に乗ってくれ、困っているときに決して放置せず、勉強が継続できるように相談に乗ってくれたことは忘れません。 
現在の勤め先と仕事の内容
現在、理学療法士として埼玉西武ライオンズに所属し、球団からライオンズ整形外科クリニックに出向しています。午前は一般外来の患者様が多く、怪我や疾患対するリハビリを行い、午後になると学生層が増え、野球をはじめとするスポーツにおけるリハビリにあたっています。将来的には、苦しかった選手時代に自分を支えてくれた理学療法士の方のように、球団の理学療法士として野球選手を心身ともに支えていく仕事に従事したいと考えています。 
理学療法士の仕事の魅力、やりがい
リハビリを終えた患者様から「よくなったよ」「ありがとう」と感謝の気持ちを直接受け取ることができることが、この仕事の魅力であり、やりがいです。これ以上のものはありません。 
これから理学療法士になる埼玉医療福祉専門学校の学生へのメッセージ
入学してから卒業、国家試験の合格を目指す過程で苦しいこともあると思います。生活がある中で仕事と勉強のバランスが崩れて行き詰ったりすることも。でも、あきらめずに自分の信じる方へと舵を切って進んでいってください。目標に向かって、行動力を持って、人とのつながりを大切に一歩ずつ前へ進んでいけば、必ず道が開けると思います。 
そして、自分一人で解決できない問題があるときは、先生方に相談して一緒に乗り越えていってください! 
 

埼玉医療福祉専門学校
夜間部
2022年卒業

社会福祉法人 安誠福祉会 介護老人保健施設ファインハイム 
理学療法士 松川 緩南 
理学療法士になろうと思ったきっかけ
高校時代はハンドボール部に所属していて、ひざや肩のケガなどで競技を断念する人を見てきて、そんな人たちを助けて支えになりたいと思っていました。そんな時に高校の授業で理学療法士という職業を知りました。 
埼玉医療福祉専門学校を選んだ理由 
出身は山梨ですが、高校を卒業したら実家を出て県外で一人暮らしをしたいと考えていました。大学も専門学校も特に区別なくいろいろな理学療法士の養成校を見学した中で、他校ではキラキラした学校生活の説明が多かった反面、埼玉医療福祉専門学校は、大変なことも含めた説明をしてくださって信用できると感じました。そして何より先生が話しやすかったです。 
埼玉医療福祉専門学校の学びの魅力や楽しさ 
講義だけでなく、グループワークや実技が多く、実践的な授業が魅力です。 
大学か専門学校かのこだわりはありませんでしたが、結果的に入学したのは夜間の3年制専門学校。社会人経験がある人と学ぶのは、自分にとって大きなプラスでした。介護士などの資格取得者に早く追いつきたいと勉強にも力が入りました。いろいろな経験を積んだ方と話をするのもとても楽しかったです。 
現在の勤め先と仕事の内容 
通所がメインで、午前・午後のリハビリで利用者様の評価、立案、リハビリを担当しています。また体験利用の方の対応や、訪問リハビリにも携わっています。イベントの企画運営などもチームで考えて実行します。 
理学療法士の仕事の魅力、やりがい
就職後も勉強をたくさんしなければならないので大変ですが、利用者様との関係さえ築ければ楽しくなってきます。それから「ありがとう」という言葉、利用者様の笑顔や変化をみることができることは大きな喜び。私がサポートすることによって、利用者様が頑張ってくれるのもやりがいです。『リハビリテーションはクチビリテーションだよ』と上司に言われたことがあります。何より対話が大切と。また、心が動けば体が動くと教わりました。私もさらに話術を磨いて心を動かすことができる理学療法士になりたいと感じますし、それが実現する瞬間はやはりやりがいを感じます。 
これから理学療法士になる埼玉医療福祉専門学校の学生へのメッセージ
学校の先生はとても親身になってくれます。私も在学中は、先生にいろいろ相談して一緒に考えてもらいました。おかげで資格取得のプレッシャーや勉強のプレッシャーを乗り越えることができました。話しやすくて優しい先生方なので遠慮せずに先生に頼って欲しいと思います。 

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