葵学園の理念と教育目標
理学療法学科の特徴
先生との距離が近い!一人ひとりを見据えたサポート
当校は、学生6~7人に対して専任教員が1人という班ごとの担任制。勉強はもちろん、授業への取り組み方から生活面にいたるまで、一人ひとりをサポート。わからないことはもちろん、もっと知りたい!という事まで、学生の意欲と学びをサポートします。
また、教職員と学生がいつでも声をかけあうアットホームな雰囲気の中で、勉強や実習のプレッシャーを乗り越えることができます。
理学療法士が所属するAOI GYM、最先端スポーツ科学による検査・分析・評価を行えるARROWZ LABなど最先端の施設を活用しながら、身体のこと、運動のことを体系的に学ぶことができます。みなさんの心の中に「人間の体って面白い!」「もっと知りたい!」を大きく育てるための高度な設備が充実しています。
AOI GYMは、科学的に詳細な基礎体力を測ることが可能な「ARROWZ LAB」と、自分に合わせた運動を提供してくれる最新AI搭載フィットネスマシン「EGYM」を導入した、医療的トレーニングができるスポーツ科学施設です。
学校から徒歩10分で、希望者は別カリキュラムでスポーツ科学実践士について学べます。
4年間でじっくり学べる
1学年
理学療法士に必要な基礎知識を習得
解剖学や生理学など、医学における基礎科目を中心に学習します。4年間で確実にステップアップするベース作りの1年です。初めて学ぶ医学の習得がスムーズに行えるよう、基礎から専門へ段階的に移行します。
実習準備
コミューニケーション特論の授業で接遇など事前学習
2学年
専門知識を身に付け実習スタート
前期には病気や障害が起こる仕組みに関する勉強をします。後期には理学療法に関連する評価などを中心に学びます。
講義、実習による医学・理学療法学が中心です。専門科目が増え、各課題への取り組みを通じて、問題提起や考察力を高めます。
見学実習
検査測定実習
動作分析の考え方や具体的な検査測定技術を測定
3学年
現場実習を通して問題解決能力を磨く
前期は理学療法専門分野の臨床的な学習。また前期の最後に客観的臨床能力試験(OSCE)という、知識を備えたうえでの実技の試験を行い、後期からの長期実習に向かえるかどうかの確認をします。校内における実習及び演習を軸とし、学年末に行う評価実習にも備えます。グループ学習が中心となり、一つの主題のもと皆で内容を整理し、確認し合い知識を確実にしていきます。
臨床評価実習(7週間)
総合臨床実習Ⅰ(7週間)
症例に応じた理学療法評価を行う
オスキー(OSCE)
臨床実習試験(OSCE)で実力をつけて臨床実習へ
4学年
国家試験対策を中心にプロへの助走
前期は最後の長期実習を行い、国家試験対策の勉強が始まります。普段からグループ学習を取り入れ、単科校の特徴して学校全体が理学療法専門分野に特化した人、情報、施設設備が整備されているので、校内で効率的に学ぶことが出来ます。
臨床実習、卒業研究、就職活動、国家試験対策の4本柱となります。5月連休明けから、8月にかけて最後の臨床実習が行われます。
総合臨床実習Ⅱ(7週間)
評価・測定・治療プログラムの作成、治療、経過観察
3年制との一番の違いは、初めての臨床実習(病院などの外部の実習施設で、臨床実習指導者のもとで、ひとりの学生が、臨床スキルを身に付ける機会)までの期間。4年制は3年次の秋に行くので、2年半かけて理学療法士に必要な知識と技術を学びます(3年制は2年次に行くので1年半)。
安心の臨床実習対策
主な実習先は150か所以上。
実習地は関東圏内の各地にあり、学生への事前アンケートでの要望や学生と実習先の相性を考慮して実習地を選択しています。
①実習前:長期実習に備えた様々な教育プログラム
OSCE(実習前の実技試験)など、本番さながらの実習前プログラムにより、充実した臨床実習を迎えることができます。また、実習指導者にお集まりいただく「臨床実習指導者会議」を行い、学生の実習がスムーズに進むように本校の実習方針を共有します。
②実習中:臨床実習施設訪問
教員が実習先へ訪問を行い、学生の実習における疑問や不安を解消します。また、教員が実習指導者と直接話すことで、実習がスムーズに進むよう支援します。
③実習後:臨床実習セミナー
実習終了後、臨床実習セミナーを校内で行います。学生一人ひとりが実習の報告をすることで様々なケースへの理解を深め、臨床実習の成果を高めます。
体験型の授業形態で抜群の
合格率と就職
講義と実技だけでなく、グループ学習(演習)や空き時間を使っての個別指導で自然と学習する習慣が身に付きます。
国家試験対策はもちろん、理学療法士としての職業意識も4年間を通して自然と身に付くカリキュラムです。
4年間で128単位、3480時間。
そのうち、実習1035時間、演習(ゼミ形式)1710時間、講義735時間。
演習(問題解決型学習)時間が多く、6~7名の小グループで取り組みます。
演習では課題についてそれぞれのグループで取り組み、最後の発表までみんなで進み方を相談し、先生の力も借りながら議論していきます。
さらに講義と実技と復習を繰り返すフィードバック方式を採用、即戦力へと繋がる知識・技術を身に付けます。
時間割例
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | |
---|---|---|---|---|
8:50~10:20 | 情報科学 | 臨床運動学 | 日常生活活動Ⅱ | 総合演習Ⅳ |
10:30~12:00 | 生理学 | |||
13:00~14:30 | 心理学 | 整形外科学 | 理学療法評価法Ⅲ | |
14:40~16:10 | 理学療法評価法Ⅰ | 理学療法評価法Ⅱ |
令和4年度卒業生の国家試験合格率・就職率は100%。過去18年間の平均合格率は92%で、常に全国平均を上回っています。
就職に関しても昼間部の1学年定員40名に対して、求人は3,353人。卒業生は多くの医療機関や福祉施設から求められています。